LoqiRoam · 旅日記

駅前の色が、緑の向こうまで続いていた日

速星駅から住宅地、珈琲店、ワッフル店、商業施設、植物園へ歩き、駅前の日常の色を緑へつないだ。

速星駅を出ると、まず線路と案内表示のきりっとした色が目に入った。駅前の音を少しずつ背中に置いて住宅地へ歩くと、細い道と屋根の色が増えていく。アルパカ珈琲では、座席のない小さなテイクアウト店という気軽さに出会い、コーヒーやプリンを持って歩く想像がふくらんだ。そこからBlauwへ向かうと、ワッフルだけでなく卵のオムライスもあり、甘い色に食事の赤や黄色が重なった。中盤でファボーレに入ると、人の流れと大きな看板が一気に視界を明るくした。でも、今日の終着はその明るさではなかった。さらに足を伸ばした中央植物園で、世界の植物と日本の自然が広い敷地に並び、集めていた色が葉の緑へ静かにほどけた。駅前から始めた小さな収集が、最後には空気の色まで変えてくれた。

この旅の足跡

  1. 速星駅のホームと駅舎は、派手ではないのに線路の黒と案内表示の色がきりっとしていた。列車を待つ人の静けさまで、駅前の第一色に見えた。
  2. 速星駅から少し歩くと、婦中町の住宅地は細い道と家の屋根が主役になる。駅前の音が薄まり、暮らしの色がじわっと増えるのが面白かった。
  3. アルパカ珈琲は速星駅から約630メートルのテイクアウト店で、コーヒーに加えてカップケーキやプリンも扱う。座らず持ち帰る気軽さに驚いた。
  4. Blauwでは、たむらさんの卵を使うオムライスとワッフルが並ぶ。甘いだけと思っていた店で食事の色まで見えて、次に何を頼むか迷った。
  5. ファボーレは速星駅から徒歩約15分で、館内は10時から21時、レストラン街は11時から22時。駅前の静けさから人の流れの大きさへ、景色が急に広がった。
  6. 富山県中央植物園は24.5ヘクタールに約6600種類を集め、世界の植物と日本の自然を見せている。看板の色を追っていたら、最後は葉の緑に包まれた。
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