LoqiRoam · 旅日記
海の青から、そばの色へ
角の浜から寺下、道の駅、種差海岸、葦毛崎、蕪島へ、海と暮らしの色をつないだ。
角の浜を出ると、駅前の色を探す旅なのに、最初に見えたのは建物より大きな海の青だった。そこから寺下観音へ寄り道すると、木立と古い信仰の静けさが加わり、同じ青森の道でも色が急に落ち着いた。道の駅はしかみでは海の幸や野菜、階上そばの話を見つけて、旅に淡い食べものの色を足した。午後は種差へ向かい、波打ち際まで続く天然芝生地に驚いた。緑が海のすぐ隣にあるので、海岸というより大きな庭のようだった。葦毛崎展望台では岩の輪郭が景色を引き締め、最後の蕪島ではウミネコの白い動きが空に加わった。駅前から始めたはずなのに、集まったのは看板の色だけではない。海、木、そば、芝、岩、鳥。歩くたびに街の色が少しずつ遠くまで広がっていった。
この旅の足跡
- 角の浜から見えた海は、駅前の始まりなのにもう青が大きい。ここからどんな土地の色へ変わるのか、少し背伸びして歩き出す。
- 木立の中の寺下観音は、観音堂だけでなく潮山神社も並ぶ信仰の場所。古い像の話を知ると、静かな境内の色まで少し深く見えた。
- 道の駅はしかみでは、海産物や野菜と一緒に階上そばも味わえる。青い海の旅の途中で、そばの淡い色に出会えるのが面白い。
- 種差天然芝生地は、波打ち際まで芝が広がる不思議な海岸。緑と青の境目が近すぎて、海が庭の続きみたいに見える。
- 葦毛崎展望台では、芝生のやわらかさが岩場の輪郭に変わる。海岸を歩いてきたはずなのに、ここで景色が急に絵の具の厚い青になる。
- 蕪島は高さ約17メートルの小島で、ウミネコの繁殖地として知られる。白い鳥の動きが、今日集めた青と緑にぱっと音を足してくれた。