LoqiRoam · 旅日記

朱色から水色まで、伏見の駅前色集め

藤森神社の緑、伏見稲荷の朱、酒蔵の赤茶、水辺の水色をつないだ伏見の色集めです。

JR藤森を出ると、まず藤森神社の濃い緑と大きな木に迎えられました。静かな境内で旅の目が落ち着いたところから、伏見稲荷大社へ向かうと、景色は一気に朱色へ変わります。鳥居の連なりを見上げたあと、山を下って長建寺の赤い門と土塀に出会い、同じ赤にも祈りの赤、町の赤があるのだなと思いました。月桂冠大倉記念館では酒造りの道具や名水の話に触れ、色が建物だけでなく味や手仕事にも続いていることを感じます。最後は運河と伏見港の水面へ。酒蔵の壁を映す水が空の色を拾い、出発時の駅前とは違う、広くて静かな色で旅を終えました。

この旅の足跡

  1. 駅を出てすぐ、藤森神社の大きなクスノキに目が止まりました。約1800年の由緒と馬との縁がある社に、緑の濃さと静かな力強さを感じます。
  2. 朱色の鳥居が山へ吸い込まれるように続きます。伏見稲荷大社の千本鳥居は想像以上に奥行きがあり、同じ赤でも光の当たり方で表情が変わるのが面白いです。
  3. 長建寺では真紅の土塀と竜宮造りの門が水辺の町に立っていました。山の鳥居とは違う赤で、伏見の景色には水運の記憶も混ざっているのだと驚きました。
  4. 月桂冠大倉記念館の蔵と高い煙突を見て、街の赤茶色が急に生活の色になりました。酒造用具や伏見の名水を知れる場所で、見るだけでなく味わえる旅に変わります。
  5. 酒蔵の壁を離れると、運河の水面が空の色を広げていました。伏見港はかつて舟運の拠点だったそうで、静かな水辺なのに遠くへ続く感じがします。
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