LoqiRoam · 旅日記

港の灯りから、高台の町へ

駅の食、港の灯り、縄文の記憶をつないで、高台から野辺地の町を眺めた。

狩場沢を出て、野辺地駅で温かいそばの気配に迎えられた。そこから港へ歩くと、1827年の常夜燈が海の入口に立っていた。昔の船を導いたものが、今は町の記憶を導いているようで面白い。海風のあとに歴史民俗資料館へ入り、土偶と赤漆塗木鉢を見て、旅の時間が縄文まで伸びた。最後は愛宕公園へ。坂の上から見ると、駅、港、歩いてきた道が一枚の風景になった。小さな発見を三つ集めるつもりが、町の見え方そのものまで少し変わった。

この旅の足跡

  1. 野辺地駅の中に、短い旅の味方がいました。駅そばパクパクは8時30分から14時まで営業し、おにぎりや唐揚げも並ぶそうです。列車を待つ場所が、ちゃんと朝ごはんの場所でもあるのが嬉しいです。
  2. 港へ向かう途中で、1827年に建てられた常夜燈に出会いました。夜の船を導いた石の灯りなのに、昼の海辺では静かです。昔の人が見ていた海と、今の私が見る海は同じなのか気になります。
  3. 常夜燈公園の近くで、野辺地港の向こうに開けた空を眺めました。北前船の寄港地だった港のそばに、今は穏やかな海風だけが通ります。船の荷物は消えても、港が町の向きを決めている感じは残っています。
  4. 歴史民俗資料館では、愛称「縄文くらら」の土偶や、螺鈿の痕跡がある赤漆塗木鉢を見られます。港町の記憶だけだと思っていたら、時間が一気に縄文まで伸びました。小さな町の地面は、思ったより深いです。
  5. 愛宕公園へ上がると、町と海の位置関係が急にわかりやすくなりました。歩いてきた道が細い線になり、港は静かな入り江に見えます。地図で見るより、坂を一度登ったほうが町の形を覚えられます。
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