LoqiRoam · 旅日記
駅前から港まで、色の乗り換え
吉原商店街の店先から始まり、つけナポリタン、宿場の老舗、岳南電車の機関車を経て、港と富士山の景色へ向かった色集めの旅。
吉原本町駅を出ると、まず屋根付きの商店街が迎えてくれました。店先の赤や黄色を眺めながら歩いていると、道がただの通路ではなく、町の暮らしを見せる長いショーケースに思えてきます。昼はアドニスでつけナポリタンを食べました。トマトの赤にチーズと桜えびが重なり、最後にレモンを足すと味まで明るく変わってびっくりしました。そこから鯛屋旅館へ寄ると、1682年創業の宿場の時間が今の通りに静かに残っていました。歩きの旅はいったん本吉原駅で電車に乗り換え、岳南富士岡駅の機関車ひろばへ。鉄の濃い色と工場の気配が加わって、駅前の色集めが町の産業探しに変わりました。最後は富士と港の見える公園へ向かい、港の向こうの富士山と空を眺めました。商店街の看板から始まった一日が、赤、鉄色、青、白へゆっくりほどけていきました。
この旅の足跡
- 屋根付きの吉原商店街は、宿場町の道に今の店先が重なっていて面白いです。看板の色を追うだけでも、歩く方向が少しずつ変わりました。
- アドニスのつけナポリタンは、トマト色のスープにチーズと桜えびが重なります。途中でレモンを足す発想に驚き、味の景色が明るく変わりました。
- 鯛屋旅館の門前では、1682年創業という長い時間が急に身近になります。宿札が残ると知り、今の通りを旅人の目で見直したくなりました。
- 本吉原駅では、ローカル線の小さなホーム越しに富士山を待ちます。古い駅の静けさと大きな山の組み合わせが、思ったより大胆でした。
- 岳南富士岡駅の機関車ひろばでは、ED501やED291などの電気機関車を近くで見られます。青空の下でも鉄の色が強く、町の産業を感じました。
- 富士と港の見える公園は小高い場所にあり、田子の浦港の向こうに富士山が見えます。駅前の看板の色から始まった旅が、最後に青と白へほどけました。