LoqiRoam · 旅日記
小さな駅から、海の青へ
田野畑駅から村の暮らしと歴史を経て、二つの断崖、思惟大橋と道の駅まで色を広げた。
田野畑駅を出ると、まず山の緑と空の白が目に入った。駅前の静けさをそのままにせず、村の中心へ歩いて、家々の間にある道や暮らしの気配を拾う。民俗資料館で三閉伊一揆や縄文の土偶に出会うと、今見ている道にも長い時間が重なっているように感じた。そこから北山崎へ向かうと、約200メートルの断崖と深い海の青が突然大きくなる。鵜の巣断崖では別の海岸線を見比べ、最後は思惟大橋に隣接する道の駅へ。でんがくや串もち、たのはた牛乳の色まで加わり、海だけで終わらない旅になった。
この旅の足跡
- 田野畑駅を出ると、山の緑と空の白がすぐ目に入った。小さなホームなのに空が大きく、列車を待つ時間まで景色になっている感じがした。
- 田野畑村の中心部へ向かう道には、観光の看板より先に、家々と生活の道が見えてきた。駅前の緑に、少しだけ人の暮らしの色が足された。
- 田野畑村民俗資料館には三閉伊一揆の資料や縄文時代の土偶があり、天井には一揆の道と三陸の海岸線を組み合わせた展示もある。静かな建物で土地の時間が濃くなった。
- 北山崎は高さ約200メートルの断崖と奇岩、海蝕洞窟が約8キロ続く景勝地。駅前で拾った小さな緑のあとに見ると、海の青が急に大きく聞こえた。
- 鵜の巣断崖展望台では、海へ落ち込む断崖と水平線が大きく広がる。北山崎とは違う線の強さで、同じ海の青にも別の表情があると気づいた。
- 道の駅たのはたは思惟大橋に隣接し、産直では野菜やでんがく、串もち、たのはた牛乳やりんごジュースを扱っている。最後に緑の中で地元の味まで拾えてうれしい。