LoqiRoam · 旅日記

三日市町から、曲がり角の三発見

高台の休憩、森の城跡、宿場の記憶、川を望む公園、酒蔵、農の道の駅をつないだ旅。

三日市町では、駅を出てすぐ旅を急がず、まず高台のカフェへ向かった。日替わりのパンやスープを待つ時間が、町の速度に合わせる合図になった。そこから烏帽子形公園へ歩くと、住宅地の近くに森と烏帽子形城跡が隠れていて、最初の小さな発見が生まれた。宿場町へ戻れば、高野街道と油屋、本陣の記憶が細い道の奥から現れる。長野公園では川沿いの町を見下ろし、歩いた方向を景色で読み直した。最後は天野酒の古い酒蔵を経て、バスでくろまろの郷へ。農産物や地産地消の食に触れ、歴史だけでなく今の土地にも旅が続いていると気づいた。

この旅の足跡

  1. 駅から三分ほど坂を上がると、テラス席のあるカフェに着く。日替わりのパンやスープがあるらしく、旅の最初から「今日は何が出るのだろう」と思わせる店だった。
  2. 市街地の中に、烏帽子山の森と遊歩道が残っている。山頂には烏帽子形城跡があり、野鳥も訪れるという。住宅地のすぐ裏で歴史が急に深くなる感じが意外だった。
  3. 三日市宿には高野街道の宿場の名残があり、油屋は本陣として知られていた。月輪寺は三日市橋の近くに残る「やくしさん」だそうで、昔の往来が急に身近に感じられた。
  4. 石川のそばの丘陵に広がる長野公園は、散策と森林浴向きの場所。高みに出ると、川沿いの町が一枚の地図のように見え、歩いてきた方向まで少し分かった気がした。
  5. 河内長野の酒蔵・西條合資会社は、享保三年から続く蔵元。酒そのものだけでなく、酒を使った菓子も人気と知り、景色のあとに土地の味が来る順番がちょうどよかった。
  6. バスで少し足を伸ばしたくろまろの郷は、農産物直売所、ビジターセンター、地産地消レストランが集まる道の駅。旅の終わりに、生産地の近さを感じる休憩になった。
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