LoqiRoam · 旅日記
看板の黄色から、空の青灰色へ
徳力公団前の商業の色から、別の駅、高架、紫川、志井公園へ移り、町の色の重なりを見つけた。
徳力公団前を出て、最初に見つけたのは駅のすぐそばで朝から夜まで開いているスーパーだった。買い物かごや案内の黄色は元気だけれど、出入りする人の服や自転車の色が混ざると、駅前はもっと素朴な模様になる。近くの商店の気配をもう少し眺めたあと、モノレールで徳力嵐山口へ移った。高架の銀色が空を横切り、同じ町なのに見上げる色が変わった。そこから紫川河畔公園へ向かうと、道路の硬い灰色が水面と草の緑にほどけていく。最後は志井公園の広い空の下で、今日集めた色を思い返した。駅前の色は看板だけではなく、人の動き、乗り物、水、木々が順番に重なってできていた。
この旅の足跡
- 駅からすぐのスーパーに、黄色い案内と明るい買い物かごが並んでいた。営業は9時から21時までで、駅前の一日がここから動き出す感じがする。
- 徳力本店は食品の棚だけでなく、店先へ出入りする人の服や自転車まで色の流れに見えた。駅前の商業は思ったより静かで、でも途切れていない。
- 徳力嵐山口駅は、線路と住宅の間にすっと立っている。駅前の色を集めに来たのに、モノレールの高架が空を横切る銀色まで気になってきた。
- 紫川河畔公園では、川の青灰色と草の緑が道路の色をやわらげていた。遊ぶ場所として整えられているのに、水の流れには少し野生が残っている。
- 志井公園のあたりまで来ると、駅前で見た看板の色がずいぶん遠く感じる。広い空と木々の濃淡を見ていたら、色は集めるより重ねるものかもしれない。