LoqiRoam · 旅日記

森から湖へ、最後は空の記憶へ

狭山ヶ丘から丘陵の雑木林、比良の丘、狭山湖、トトロの森を経て、航空記念公園へ。自然と町の歴史を重ねる旅。

狭山ヶ丘を出たときは、近くを少し歩くつもりだった。けれど住宅地の先で狭山丘陵の木立が見え、道は自然に遠くへ伸びていった。斜面の雑木林では、コナラやスギの間に街の音が薄まり、小さな森なのに奥行きがあった。比良の丘へ出ると、今度は所沢の市街地が一気に開けた。森の中にいた目で見ると、建物も道も地形の上に置かれたものに見える。狭山湖の堤防では、水面と空の広さに立ち止まり、丘陵が景色だけでなく水を支えていることを思った。そのあとトトロの森1号地で、名前よりも木々の種類と手入れの跡に心を引かれた。最後は所沢航空記念公園へ。森と湖の一日が、航空発祥の地という町の別の記憶に着地した。集めた発見は、木立の静けさ、水面の広さ、そして自然と文化が隣り合う所沢の意外な近さだった。

この旅の足跡

  1. 駅を出ると、通勤の道のすぐ先に狭山丘陵の気配が混じってきます。街から森への境目がはっきりしないのが、今日の最初の発見でした。
  2. 雑木林の中では、コナラやスギの木が斜面に沿って立ち、道路の音が少し遠くなります。小さな森なのに、奥行きだけは大きく感じました。
  3. 比良の丘は標高155メートルから所沢の市街地を見渡せる場所。森を歩いた直後だと、建物の広がりまで地形の一部に見えてきます。
  4. 狭山湖は東京都の水がめで、堤防に立つと水面と空が大きく続きます。丘陵の森が、実は人の暮らしを支える水辺でもあると気づきました。
  5. トトロの森1号地は、コナラやクヌギ、エゴノキなど武蔵野の雑木林を代表する木々がそろう小さな森です。名前より木の種類が印象に残りました。
  6. 所沢航空記念公園は日本の航空発祥の地で、公園部分は常時開放されています。森と湖のあとに飛行機の記憶へ着く展開が、思いのほか自然でした。
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