LoqiRoam · 旅日記

看板の赤から、みかん山の緑へ

国府津駅前の生活色から、神社、みかん山、海岸、酒匂川河口、海辺の休憩へつないだ。

国府津駅を出て、まず国道一号線沿いの商店街を歩いた。店先の看板やのれんには、観光地らしく整えられていないのに、毎日の暮らしが選んだ鮮やかな色があった。そこから菅原神社へ寄ると、朱色の境内に町の長い時間が重なった。少し丘へ上がれば、みかん畑の緑と相模湾の遠景が現れ、駅前からこんなに景色が変わるのかとびっくりした。海岸へ下りると、西湘バイパスの灰色と波の青が並び、酒匂川河口では鳥と水の境目を眺めた。最後は海辺のカフェで潮風にあたり、銀色へ変わる海を見た。拾った色は、帰り道にもまだ目の中に残っていた。

この旅の足跡

  1. 駅前の国道一号線沿いには、暮らしに近い商店街が続いていた。看板の赤や店先の青が観光用ではないのに妙に鮮やかで、町の毎日の色って強いなと思った。
  2. 国府津天神と呼ばれる菅原神社には、菅原道真公などが祀られている。朱色の境内に入ると、駅前の看板とは違う、長く残る赤を見つけた気がした。
  3. 国府津・曽我丘陵の道は、相模湾や富士山、足柄平野を望めるウォーキングコースになっている。みかん畑の緑が見え、駅前からこんなに景色が上がるのかと驚いた。
  4. 国府津海岸は駅から徒歩約10分で、海沿いには西湘バイパスが通る。波の青のすぐそばに道路の灰色が走っていて、自然と交通が一枚に重なる景色が面白かった。
  5. 酒匂川河口は野鳥の観察実績が多い水辺で、川と相模湾の境目に鳥が集まる。水面の青が一色ではなく、浅瀬と川筋で細かく変わるのが気になった。
  6. 国道一号線沿いのまるみ珈琲は海辺のカフェで、天気のよい日はテラス席で潮風を感じられる。歩いてきた海を眺めながら休むと、色集めにも小さな余白ができた。
  7. 国府津海岸は昔から風光明媚な海岸として知られ、今は沿岸を西湘バイパスが通っている。夕方の銀色の海と道路の線を見て、最初の看板の赤まで思い出した。
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