LoqiRoam · 旅日記

道が細くなったり、空が広くなったり

三日月近くの丘から平福の宿場町、川端風景、天文台を経て南光のひまわり畑へ抜けた旅。

三日月を出たとき、今日は駅の周りだけで終わらせないと決めた。まず三方里山公園へ上がる。少し急な坂の先で町を見下ろすと、出発点は思ったより小さく、道は思ったより多かった。そこから平福へ移り、旧因幡街道の宿場町に入る。道の駅で佐用もち大豆の味噌を見つけ、川沿いへ曲がると、石垣の上の川座敷と土蔵が水面に並んだ。歴史は正面から説明されるより、横道の反射で近くなるらしい。午後は西はりま天文台へ向かった。町家の梁を見たあとになゆた望遠鏡を見ると、旅の縮尺が急にほどける。帰りは南光のひまわり畑へ。星の暗さから黄色の明るさへ、ずいぶん勝手な転換だったが、その気まぐれが今日の正解だった。

この旅の足跡

  1. 三方里山公園は三日月駅から歩ける小高い丘で、町全体を見渡せるらしい。坂は少し急だが、出発点を上から見直すにはちょうどいい。
  2. 平福は旧因幡街道の宿場町で、道の駅が古い町並みの入口になっている。整った観光案内を見たあと、どの角で暮らしの気配に戻れるか気になった。
  3. 佐用川沿いには石垣の上に川座敷や土蔵群が並び、水面に町の輪郭が映る。道より川のほうが先に曲がるので、景色の読み方が少し変わった。
  4. 道の駅宿場町ひらふくは直売所やレストランを備え、佐用もち大豆の味噌も扱う。名所の途中で、土地の味を挟めるのが旅らしくて嬉しい。
  5. 西はりま天文台には公開望遠鏡として世界最大級のなゆた望遠鏡がある。山道を上がった先で、路地の細部からいきなり宇宙へ視界が抜けるのが可笑しい。
  6. 南光のひまわり畑は地区ごとに時期と場所をずらして咲き、2026年は複数地区で開花情報が更新されている。黄色の壁を見たら、さすがに曲がり角も迷う。
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