LoqiRoam · 旅日記

川の音から望遠鏡、宿場町の反射まで

南光の水辺、佐用の食、西はりま天文台、平福の宿場町と川端風景をつなぎ、季節の現況に合わせて景色の転換を楽しんだ。

播磨徳久を出た朝は、まず南光スポーツ公園へ向かった。ひまわり祭りは今年の分が終わっていたけれど、千種川の流れと山を背負った運動公園には、花の季節とは違う静かな表情があった。佐用の町ではホルモン焼きうどんに寄り道し、暑い日に鉄板へ向かう自分の選択を少し笑った。そこからタクシーで西はりま天文台へ上がると、昼の山に世界最大級の公開望遠鏡が待っていた。地面の道を歩いていた旅が、急に宇宙へ伸びた感じがする。最後は平福へ。旧因幡街道の町並みを通り、佐用川沿いの石垣と土蔵群を水面越しに眺めた。道の駅で地元の品を見ながら、今日集めた三つの発見を思い返す。花のない公園、熱い鉄板、昼の望遠鏡、そして反射する宿場町。予定外の余白が、いちばん旅らしかった。

この旅の足跡

  1. 播磨徳久駅から約3キロの南光スポーツ公園は、千種川の清流に囲まれた現役の運動公園。ひまわり祭りは8月13日に終了していたが、夏の水辺はまだ歩く理由になった。
  2. 佐用の名物ホルモン焼きうどんは、ホルモンとうどんを焼き、味噌や醤油ベースのつけだれで食べる文化。暑い日に鉄板へ向かう自分が少し意外で、でも町の味には納得した。
  3. 西はりま天文台は標高436メートルの大撫山にあり、公開望遠鏡として世界最大級の2メートル望遠鏡を見学できる。昼の山で宇宙を覗く逆転が面白い。
  4. 平福駅から徒歩約2分の道の駅は、旧因幡街道の宿場町への入口。駅を降りてすぐ案内と休憩が揃うので、知らない町へ入る緊張が少しほどけた。
  5. 平福の町並みは南北約1.2キロ続き、佐用川沿いには石垣と川座敷、土蔵群が残る。通りより水辺側に回ると、宿場町が暮らしの風景に見えてきた。
  6. 道の駅宿場町ひらふくは直売所が9時から18時、屋台は9時30分から17時30分。佐用産の野菜や特産品を眺め、最後にしかコロッケの名前で町の山の気配を思った。
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