LoqiRoam · 旅日記

宮津で、海と町の色をひろう

浜町の食、明治の教会、北前船の商家、公園、金引の滝をつなぎ、宮津の色を歩いて集めた。

宮津駅を出たときは、駅前の看板や店先の色を集めるつもりだった。最初に浜町の道の駅へ寄ると、案内所や直売所、魚介の料理が同じ場所にあり、町の色は景色だけでなく食べ物にもあると気づいた。そこから宮津カトリック教会へ歩くと、木造の聖堂に畳とステンドグラスが同居していて、海辺の町に思いがけない色の組み合わせがあった。旧三上家住宅では、北前船や酒造りの記憶が木の柱や落ち着いた庭に残っていた。島崎公園で海風にあたり、濃い建物の色を空へほどいたあとは、金引の滝へ向かった。市街地から少し進んだだけなのに、緑と水音が急に深くなる。最後はHAMAKAZE Cafeで宮津らしいカレー焼きそばを思い浮かべながら、集めた青、茶、緑、黄色を味の記憶にも重ねた。駅前から始めた旅が、町全体の色を見つける旅になった。

この旅の足跡

  1. 道の駅 海の京都 宮津は浜町3007にあり、観光案内や農産物直売所、魚介料理が集まる。駅前より先に、町の食の色が見えてきた。
  2. 宮津カトリック教会は1896年築の木造聖堂で、畳敷きとフランス製ステンドグラスが同居する。赤褐色の外観から和洋の驚きが始まった。
  3. 旧三上家住宅は河原町に残る重要文化財で、9時から17時まで公開される。酒造りと北前船の記憶を抱く建物の木色が静かに深い。
  4. 島崎公園では、宮津湾の風と木陰が町の音を少し薄めてくれる。建物の濃い色を見た直後だから、空の明るさが思った以上に大きく感じた。
  5. 金引の滝は高さ約40メートル、幅約20メートルで、男滝と女滝に分かれて落ちる。市街地の近くなのに緑と水音が急に濃くなって驚いた。
  6. HAMAKAZE Cafeでは宮津の魚介を使ったカレー焼きそばを味わえる。海辺の店で黄色い香りを想像すると、今日集めた青と茶の景色が急に食べ物になった。
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