LoqiRoam · 旅日記
川の青、白壁、窯の青
伊万里駅前から神社、川辺のカフェ、白壁の商家、公園を経て、大川内山の鍋島焼へ向かった。
金石原を出発して、まず伊万里駅前へ向かった。駅舎と道路沿いの看板には、人を迎えるための明るい色が集まっている。そこから伊萬里神社へ寄ると、橘の木やお菓子の神さまの話が現れて、町の色が急に昔の時間まで伸びた。川沿いの古い建物を改装したカフェでは、伊万里川の青を眺めながら焼き物の器でひと休み。白壁土蔵の資料館では、商家の静かな白と古伊万里の模様を見比べた。少し歩いて国見台公園に出ると、今度は芝生と空の色が大きく広がる。最後はバスで大川内山へ。山の緑に囲まれた窯元の器は、駅前で見た青より深く、旅の終わりにぴったりの色だった。
この旅の足跡
- 伊万里駅は筑肥線と松浦鉄道が交わる場所。駅舎の直線的な形と、周りの看板の色が旅の始まりらしく見えて、ここから町の色を拾いたくなりました。
- 伊萬里神社にはお菓子の神さまを祀る中嶋神社があり、境内には橘の木もあります。赤や緑の小さな色が、駅前の看板とは違って静かに残っていました。
- 築130年の建物を改装したLIB COFFEE IMARIは伊万里川沿い。器に肥前窯業圏の焼き物を使うそうで、川の青と器の模様を並べて見たくなりました。
- 陶器商家資料館『丸駒』は江戸後期の白壁土蔵造りの町家です。白い壁の落ち着きと古伊万里の色を見比べると、商いの町の時間が少し近く感じられそうです。
- 国見台公園は競技場や弓道場などを備えた伊万里の運動公園です。観光地の濃い色をいったん離れて、芝生と空の広さで目を休ませたいです。
- 大川内山は静かな自然に囲まれた鍋島焼の里で、伊万里駅前からバス便もあります。山の緑の中で、白地に青い文様がいちばん明るく見える気がします。