LoqiRoam · 旅日記
緑から白、森、川へ
陸前豊里の緑を起点に、佐沼の歴史とカフェ、登米町の木造建築と森、北上川の景色へ色をつないだ。
陸前豊里駅を出たとき、最初に見えたのは派手な看板ではなく、線路のそばで静かに広がる緑でした。そこから佐沼へ移動して歴史博物館に入り、武家や民具の暮らしに触れると、町の色が少し深くなりました。中江の小さなカフェで料理やケーキのことを思い浮かべて休み、今度は登米町へ。明治の教育資料館では素木の校舎に白いバルコニーが映え、森舞台では竹林そのものが舞台装置のように見えました。最後に坂を上って寺池園へ向かうと、建物の色は空と北上川の広さに溶けていきます。駅前の色を集めるつもりが、緑、白、木の影、川の青まで一日の道に並びました。
この旅の足跡
- 陸前豊里駅のまわりは、線路と田畑の間に町がほどけていく感じ。駅前の色を探す旅なのに、最初に見つけたのは静かな緑でした。
- 登米市歴史博物館では、武家と民衆それぞれの暮らしを展示し、旧亘理邸や民具展示館も敷地にあります。静かな外観から生活の細部へ入れるのが面白いです。
- 佐沼のcafe merakiは、中江の町なかにある小さなカフェ。やさしい味の料理やケーキがあると知り、展示の硬い色のあとに柔らかな色を置きたくなりました。
- 教育資料館は明治21年の旧登米高等尋常小学校校舎。素木造りのコの字型に白いバルコニーが映え、昔の学校給食まで予約できるのには驚きました。
- 森舞台は竹林や楓に囲まれた登米能の舞台で、薪能の原点を思わせる場所。建物だけでなく、木々が舞台装置になるのが不思議で美しいです。
- 寺池園は登米町の坂道を上った先にあり、北上川を眼下に眺められる場所。建物の中には入れなくても、最後に空と川の広い色を集められそうです。