LoqiRoam · 旅日記

魚崎から、色の道が海になるまで

魚崎駅から住吉川と魚崎郷の酒蔵を歩き、営業状況を見ながら六甲アイランドの美術館と海辺へ向かった色集めの旅。

魚崎駅を出ると、まず高架と案内板の色が目に入った。駅前のグレーや赤を集めるつもりだったのに、住吉川へ下りた瞬間、旅の主役が水の白い反射と草の緑に変わった。川沿いから魚崎郷へ進むと、黒い焼板や白い壁の酒蔵が現れ、住宅地の中に長い時間が折り重なっているのが面白い。櫻正宗の酒蔵ダイニングを昼の休憩候補にし、白鶴酒造資料館は夏季休館を確認して外観だけにした。予定を少し変えたことで、酒造の町を急がず歩けたと思う。最後は六甲ライナーで六甲アイランドへ渡り、美術館の直線的な建物とマリンパークの海へ。駅前で拾った色は、川と蔵を通って、最後には水平線いっぱいの青になった。

この旅の足跡

  1. 魚崎駅は阪神本線と六甲ライナーがつながる高架駅。ホームのグレーに、案内板の青と駅前の赤い看板が重なって見えた。ここから色を拾う。
  2. 住吉川清流の道は市街地の中を細く明るく流れ、川岸の緑と水面の白い反射が気持ちいい。駅の音が遠のくと、魚崎の町が急に涼しく感じられた。
  3. 魚崎郷は灘五郷の一つで、住吉川沿いに酒造の町並みが残る。白い壁、黒い焼板、酒蔵の木の扉が並び、住宅地なのに発酵の気配がする。
  4. 櫻正宗記念館 櫻宴は魚崎駅から徒歩圏の酒蔵ダイニングで、昼は11時30分から営業。木の梁と酒の琥珀色を想像しながら、ここで昼の気配を拾った。
  5. 白鶴酒造資料館では昔ながらの日本酒の製造工程を順序よく見られるが、8月5日から18日は館内改修で休館。今回は入館せず、白鶴の白い建物を外から確かめた。
  6. 神戸ゆかりの美術館は六甲アイランドの向洋町中にあり、10時から17時まで開館。駅から続く整った街路に、海辺らしい淡い青と建物の直線が映えていた。
  7. 六甲アイランドのマリンパークは海沿いを歩ける開放的な公園。ヤシの緑、護岸の白、海の青が一直線に並び、駅前から集めた色が最後に大きくほどけた。
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