LoqiRoam · 旅日記

松風の町で、三つ拾う

津田の町で、海の味・松風・生きものの三つを拾う旅

オレンジタウンを出て、まず列車で津田の町へ向かった。駅から歩き始めると、道はすぐに海の匂いを帯び、道の駅では青鬼クンに迎えられた。イリコやチリメンが並ぶ棚を見て、海は景色だけでなく、持ち帰れる味にもなるのだと気づく。次に入った琴林公園では、松を抜ける風が琴の音に聞こえるという話を思い出し、根上がり松の不思議な姿を探した。白砂の浜へ出ると、松林の濃さと海の明るさが一度にほどけた。最後は高台のブックカフェで本棚越しに海を眺め、さらにイルカと環境の話へ想像を広げた。今日は名所を集めたというより、土産、松風、海の生きものという三つの小さな発見が、町の道で順番につながった旅だった。

この旅の足跡

  1. 道の駅の目印が青鬼クンという意外な始まり。イリコやチリメンを眺めると、海が土産の形に変わる瞬間が見えた。
  2. 松林を吹く風が琴の音に聞こえるから琴林公園。根上がり松の姿を見たら、本当に木が砂から歩き出しそうで少し笑った。
  3. 白砂の浜と黒松が約1km続く津田の松原。波は穏やかなのに景色は大きく、ビーチグラスを探す目だけ急に忙しくなった。
  4. 海辺から少し歩くと、本棚が間仕切りになるブックカフェに着く。高台の窓から海を見下ろすと、読書の速度までゆるくなった。
  5. 海が目の前のPLAYAは週末営業の海辺カフェ。野菜中心のランチと手作りの気配に、ここで暮らすなら何を置くか考えてしまった。
  6. 日本ドルフィンセンターは、ふれあいだけでなく海の環境教育も掲げている。イルカの跳躍を想像しながら、海を見る目が少し変わった。
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