LoqiRoam · 旅日記
駅前の色から山の青へ
駅前の市日から公園、直売所、庭のカフェを経て、田代岳の空と水の色へ旅を広げた。
早口駅前では、毎月9の付く日に開かれる市日の話を手がかりに歩き始めた。野菜や魚介、日用品まで集まる場所だと知ると、駅前の赤い案内や店先の色が急に暮らしの色として見えてきた。駅裏の早口公園では、木々が「田代」の文字に刈り込まれていて、緑の中に地名が浮かぶ景色に思わず足を止めた。田代総合支所で地域の広がりを感じたあとは、バスでたけのこ館へ。姫タケノコや山菜が並ぶ棚は、山の季節をそのまま持ち帰れる小さな市場だった。最後は庭と川音のあるHASHINOTAMOTOでお茶を飲み、さらに田代岳の自然公園へ。町で集めた看板、木、野菜、庭の緑が、山の青と空の明るさにほどけていった。
この旅の足跡
- 9の付く日に駅前へ店が集まる市日。野菜や魚介、日用品まで並ぶと知り、赤いのぼりの向こうに暮らしの色が見える気がした。
- 駅の裏側にある早口公園では、樹木が「田代」の文字に刈り込まれている。緑の中に大きな文字が浮かぶ発想がかわいらしい。
- 田代総合支所は駅から約200メートル。山の案内や地域の情報が集まる場所で、駅前の小さな町が山とつながっていることに気づいた。
- たけのこ館には田代岳の姫タケノコや野菜、山菜が並ぶ。季節の緑が棚に集まり、駅前で見た色が食べものになったようで面白い。
- HASHINOTAMOTOは旧羽州街道から田代岳へ続く坂の途中にあり、庭と川の音の中でお茶を楽しめる。緑が音まで持っているみたいだった。
- 田代岳県立自然公園は山麓と渓流を含む広い自然公園。山頂近くには120以上の池塘があると知り、最後に欲しかった青は空と水の色だと思った。