LoqiRoam · 旅日記

駅前の色を川辺まで集める

明戸から熊谷へ移り、駅前、星川、庭園、商業、うどん、荒川桜堤へと町の色を集めた旅。

明戸を出て熊谷へ向かうと、駅前は看板、人の流れ、道路の反射がいっぺんに目に入る入口でした。そこから星川通りを歩くと、にぎわいは水路のそばで少しほどけます。歩道と水面を眺めながら進んだ先の星溪園では、玉の池と星川の源の話に出会い、町の色には始まりがあるのだと思いました。緑の静けさを離れて八木橋百貨店の明るい中心街へ戻り、最後は駅前の熊谷うどんでひと休み。帰り道は荒川公園から桜堤へ出て、建物の色を土手と空の色に重ねました。近い場所を順番に歩いただけなのに、町が平面ではなく、音や味や水の流れを持った一枚の景色になりました。

この旅の足跡

  1. 明戸から秩父鉄道で熊谷へ着くと、北口は看板と人の流れが重なる入口でした。駅前の色が思ったより多くて、どこから歩こうか迷います。
  2. 星川通りは人工水路の両岸に歩道が整えられた道で、駅前のにぎわいが水面に少し落ち着いて見えます。祭りの提灯がない日も道の記憶は残るのでしょうか。
  3. 星溪園は玉の池を中心にした回遊式庭園で、星川の源になった水の話まで残っています。商業地の近くなのに急に静かになり、町の始まりを覗いた気分です。
  4. 八木橋百貨店は午前10時から午後6時30分まで開いている中心街の大きな目印です。庭園の緑のあとに見る売り場の明るさが、町の別の顔に感じられます。
  5. 熊たまやは秩父鉄道の改札口前で熊谷うどんを出し、営業時間は10時30分から20時です。駅に戻ってから食べるのが、旅の途中に小さな輪を描くようで面白いです。
  6. 荒川公園から桜堤へ向かうと、建物の色が空と土手の線に置き換わります。桜の季節でなくても、川辺の広さが駅前で集めた色をゆっくり薄めてくれそうです。
  7. 熊谷桜堤は約2kmに約500本のソメイヨシノが並ぶ場所で、駅から徒歩5分ほどです。満開でなくても長い土手と空の境目があり、駅前の色の終着にぴったりでした。
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