LoqiRoam · 旅日記
駅前から拾う、五つの明るい色
高台の緑から古書、城跡の瓦、カフェの抹茶、味噌蔵の茶色へ、駅前から西尾の表情を重ねる旅です。
桜町前からの旅は、まず八ツ面山公園の高いところへ向かうところから始まりました。西尾の街を少し上から眺めると、駅前の道がただの通りではなく、緑や屋根や遠くの建物をつなぐ線に見えてきます。そこから岩瀬文庫へ入り、広い景色とは反対の、紙の上に残る細い文字へ寄り道しました。次は西尾市歴史公園で、白砂、瓦、櫓、庭の緑が重なる城下町の色を眺めます。暑さが気になる日なので、竹庵の中庭が見える席で抹茶と素朴な食事をはさみ、最後はみそぱーくへ。味噌蔵や直売所の濃い茶色までたどり着くと、景色だけでなく、この町の暮らしの色も集められた気がしました。
この旅の足跡
- 八ツ面山公園は男山の展望台から西尾市街を見渡せ、女山には芝生広場と遊歩道があります。暑い朝でも、まず高い所から街の色を見られるのがうれしいです。
- 岩瀬文庫には重要文化財を含む古典籍から近代の実用書まで、8万冊余りが保存されています。静かな展示室で、紙の白さと古い文字の濃さに出会えるのが楽しみです。
- 西尾市歴史公園には復元された櫓や鍮石門、旧近衛邸、京風庭園の尚古荘があります。白砂と瓦の組み合わせが、古い町の中に意外と明るく映りそうです。
- 竹庵は西尾市本町の一軒家カフェで、店内から中庭の緑が見えると紹介されています。抹茶や地元野菜の素朴な味を、歩き疲れたところでゆっくり試したいです。
- みそぱーくは味噌やたまり、調味料を扱うテーマパークで、蔵の見学や体験、直売所があります。最後に西尾らしい茶色と香りを集めると、駅前の旅がぐっと土地の味になります。