LoqiRoam · 旅日記

線路の一瞬、森の静けさ、花の広がり

新幹線の一瞬、暮らしと育つ緑、里山の花をつなぐ旭区の小旅行。

南万騎が原を出ると、最初に現れたのは善部町南公園だった。遊具の向こうを新幹線が一瞬で横切り、静かな住宅街にだけ速度が差し込む。その驚きを抱えたまま、こども自然公園の大池へ向かうと、丘と水面が音をゆっくり吸い込んでいった。梅林や小さな動物園の気配もあり、街の中の自然は思ったより厚い。さらに南本宿公園では、雑木林のそばに貸し農園や果樹園があり、緑が人の手と一緒に育っていることに気づく。南本宿市民の森で一度深く静まり、そこから公共交通に乗ってズーラシア方面へ転換した。最後は里山ガーデンの大花壇。線路の速さ、森の静けさ、花の広がりという三つの発見が、帰り道まで軽く残った。

この旅の足跡

  1. 善部町南公園は遊具の向こうを新幹線が間近に通る場所。住宅街の静けさと高速の一瞬が同居していて、次の通過を待ちたくなった。
  2. こども自然公園は大池を中心に丘が広がり、梅林や小さな動物園、アスレチックまである。池の水面を見ていると、街の中だということを一度忘れる。
  3. 南本宿公園には雑木林だけでなく、パーク菜園や果樹園、草地広場もある。整った庭園ではなく、手を入れながら育つ緑なのが面白い。
  4. 南本宿市民の森は6.3ヘクタールの樹林地。道に入ると音が薄まり、横浜の住宅地にこんな深い緑が残る理由を考えながら歩いた。
  5. ズーラシアは通常9時30分から16時30分まで開園し、入園は16時まで。動物を見る旅なのに、園へ向かう道から遠足のような気分が膨らんだ。
  6. 里山ガーデンでは約1万平方メートルの大花壇に約150品種20万本の花が広がる。最後に色を足すと、今日の三つの発見が一枚の景色にまとまった。
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