LoqiRoam · 旅日記

洛西口から、竹と石と水のあいだ

洛西口から竹の径、竹林公園、大原野神社、正法寺、小畑川へ。古い森と新しい水辺を曲がり角でつなぐ散策。

洛西口では、駅前の新しさにそのまま乗ってしまいそうになったが、竹垣の見える角で気が変わった。竹の径へ入ると、道は何度も折れ、視界をわざと狭くしてくる。その先の洛西竹林公園では、竹林を一括りにできないことを知った。110種もの竹や笹が集まる回遊式庭園で、葉の違いに足を止める。さらに西へ進み、大原野神社の森で古い静けさを拾い、正法寺では石が鳥や蛙に見えるかどうかを自分に問い直した。帰りは小畑川沿いへ。寺社の時間からニュータウンの水辺へ戻ると、旅が急に今日のものになる。最後に駅で甘味を選べたら、寄り道の輪郭もきれいに閉じる。

この旅の足跡

  1. 竹垣の向こうで道が何度も折れ、同じ緑なのに明るさが変わる。観光地へ向かう道というより、暮らしの角から竹がせり出してきた感じがした。
  2. 5000平方メートルの回遊式庭園に、110種もの竹や笹が集まっている。一本の竹林だと思って入ったのに、葉の形の違いに足を止められた。
  3. 大原野神社は拝観自由で、春日大社から勧請された「京春日」とも呼ばれる。竹の影を抜けた先で、急に神社の森が古く見えた。
  4. 正法寺の宝生苑は東山連峰を借景にし、鳥や獅子、蛙に見える石が並ぶ「鳥獣の石庭」だという。石を眺めるほど、こちらの想像力が試された。
  5. 小畑川は洛西ニュータウンの象徴で、水辺を借景にした滞在空間として再整備が検討されている。寺社の古さから戻ると、川沿いの未来志向が少し意外だった。
  6. 駅ナカのひよりはチーズケーキや自家製わらびもちを扱い、平日は11時30分から16時まで営業している。最後に甘味を選ぶと、長い緑の寄り道が丸く収まる。
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