LoqiRoam · 旅日記

看板の色を持って、水辺まで

竹ノ塚の商店街と店の色を集め、大師前の門前を経て、舎人公園の水辺と空へ向かった。

竹ノ塚の東口で旅を始めた。駅を出てすぐ、商店街の看板が赤、青、黄色と順番を決めずに並んでいる。八つもの商店街が周りにあると知ると、駅前はただの入口ではなく、小さな町が重なった場所に見えてきた。 旭屋では、観光用ではない暮らしの色を想像した。手作りの惣菜が並ぶ店から、Flore bake&coffeeへ歩くと、今度は焼き菓子の淡い色とコーヒーの濃い色。ここで少し休むと、街の音が丸くなった。 そのあと大師前駅へ向かった。短い大師線の終着駅なのに、名前の先には西新井大師がある。門前の朱色と境内の静けさは、駅前のにぎわいとは別の時間を持っていた。 最後は舎人公園へ。大池のアシや広い空を眺めていると、今日集めた色は店先に置いてくるものではなく、目の中に残るものなのだと思った。駅前から始まった旅が、緑の中で静かに完成した。

この旅の足跡

  1. 東口を出ると商店街がすぐ続き、竹ノ塚には駅周辺に八つの商店街があるそうです。看板の色が次々変わって、最初の一歩から楽しい。
  2. 旭屋は竹の塚6丁目の商店街にある惣菜店。手作りのおかずが団地の暮らしを支えていると知り、色とりどりの夕食を想像してしまった。
  3. Flore bake&coffeeは竹の塚5-5-12の小さな店で、焼き菓子とコーヒーを8時半から楽しめます。駅前なのに九席ほどの静けさが意外でした。
  4. 大師前駅は西新井大師の門前を表す名前で、東武大師線の小さな終着駅です。短い線路の先に大きな物語が待つ感じがした。
  5. 西新井大師は真言宗豊山派の寺院で、境内は朝6時から夜8時まで開いています。朱色の門をくぐると、さっきまでの商店街の音が遠くなった。
  6. 舎人公園は常時開園で、大池にはガマやアシ、カルガモやカイツブリが暮らしています。暑い日の広い空に、駅前で集めた色がほどけていった。
地図と足跡で読む