LoqiRoam · 旅日記
青、銀、梅、そして緑
椎田から海岸、天満宮、漁港、駅横の公園、天地山公園へ進み、町の色を暮らしと風景のつながりとして集めた。
椎田駅を出たときは、駅前の看板や道路の色を集めるつもりだった。けれど歩き始めると、浜宮海岸の遠浅の青が先に目に入り、黒松林の向こうまで風が続いていた。近くの綱敷天満宮では、海辺に残る道真公の伝承と約千本の梅の話に出会い、町の色には時間も混ざるのだと気づいた。そこから宇島方面へ移動し、うみてらす豊前で魚の銀色や漁師食堂の気配を感じ、駅横の公園では電車の音を休憩の合図にした。最後に天地山公園へ上がると、市街地と周防灘がひとつに見えた。今日の収穫は、駅前だけを見ていたら拾えなかった、暮らしの中の青と緑だった。
この旅の足跡
- 浜宮海岸は砂泥質の遠浅と黒松林が印象的で、駅から歩ける距離なのに海の青が急に広がる。潮干狩りの季節も気になる。
- 綱敷天満宮には約1000本の梅があり、海辺に道真公の伝承が残る。静かな境内なのに、春の色を想像すると少し華やぐ。
- うみてらす豊前は漁協直営の直売所と漁師食堂があり、朝に揚がる魚を身近に感じられる。魚の銀色と海の匂いを確かめたい。
- 宇島駅横には電車が見える公園があり、七夕飾りのような季節の色も似合う場所らしい。列車の音を聞きながら一息つきたい。
- 天地山公園は日本の都市公園100選で、噴水や野外造形、展望広場がある。緑の中から市街地と周防灘を見渡せるのが楽しみ。
- 展望広場のあとも園内の芝生や造形作品をゆっくり歩けそうで、派手な名所より町の呼吸が残る。最後の色は落ち着いた緑にしたい。