LoqiRoam · 旅日記
能生の色は海へほどける
能生駅から白山神社、弁天岩、漁港を経て、カニと船の海辺へ歩いた色集めの旅。
能生駅を出たときは、駅前の道が少し淡い色に見えました。歩いて白山神社へ向かうと、室町時代の本殿や船絵馬の話が現れ、町の静けさの奥に海と祈りの時間が見えてきます。そこから海岸へ下りると、赤い欄干の曙橋、白い灯台、松の緑、透明な青い海が一度に現れました。弁天岩の景色に浮かれていたら、能生漁港では午後から競りが始まると知り、港の時間は朝だけではないのだと気づきました。最後はマリンドリーム能生へ寄り、カニや鮮魚、船の展示を眺めました。駅前で拾った小さな色は、歩くほど海の暮らしの色へ変わっていきました。
この旅の足跡
- 能生駅を出ると、線路の向こうに海の気配がありました。駅前の色はまだ淡いけれど、ここから何色に変わるのか楽しみです。
- 白山神社は室町時代の特色を残す本殿と船絵馬を伝え、裏山にはヒメハルゼミもいるそうです。静かな境内なのに、海の旅の記憶が残っているのが不思議です。
- 弁天岩へは赤い欄干の曙橋を渡り、松の緑の中に白い能生港灯台が立っています。海の青に三色が浮かぶ景色で、橋を渡る前から気持ちが明るくなりました。
- 能生漁港では多いときに80種類もの魚介が水揚げされ、競りは午後から始まるそうです。朝の市場という思い込みが外れて、港の時間は町ごとに違うのだなと思いました。
- 海辺の道の駅には、カニ直売所だけでなく鮮魚センターや海を眺める散策場所があります。店ごとにゆで時間や塩加減が違うという話に、食べ物にも港の個性があるのかと驚きました。
- マリンドリーム能生ではベニズワイガニの直売所が9時から17時まで開き、海の資料館には実習船の越山丸もあります。赤いカニ、青い海、船の白さが旅の最後にぎゅっと集まりました。