LoqiRoam · 旅日記
駅前の色をひろって、川辺から広場まで
鹿島田の商店街から歩道橋、丘の動物公園、都市施設、多摩川を経て、川崎駅西口の広場へ向かった色集めの旅。
鹿島田駅を出ると、商店街の赤い看板、自転車の銀色、店先の小さな文字が目に飛び込んできました。約400メートルの通りを歩くうち、再開発の高い建物と昔からの店が同じ空に収まっていることに気づきます。鹿島田こ線歩道橋では、電車が通るたびに線路の黒とガラスの青が動き、駅前は止まった場所ではなく、色が入れ替わる場所なのだと思いました。坂を上って夢見ヶ崎動物公園に入ると、街の音が少し遠のき、緑の中に動物たちの気配がありました。加瀬ふれあいの広場では、水処理施設の上が人の居場所になっているのが不思議で、都市の裏側にも明るい色があると感じます。多摩川の土手で空を広くしたあとは、川崎駅西口のラゾーナへ。白い建物、広告、服、人の流れを見て、駅前の色は派手さだけでなく、暮らしと自然と仕組みが重なって生まれるものだと知りました。
この旅の足跡
- 鹿島田駅前の商店街は約400mに約100店舗が並び、赤い看板と自転車の銀色が元気でした。高い再開発の建物の足元に昔ながらの店が残る対比が面白いです。
- 鹿島田こ線歩道橋は新川崎駅と鹿島田駅をつなぐ屋根付きの歩行者通路です。線路をまたぐ場所で電車が景色を動かし、ガラスや鉄の青黒い色が未来っぽく見えました。
- 夢見ヶ崎動物公園は標高31.5mの小高い丘にあり、約50種の動物を無料で見られます。坂を上ると市街地の音が少し遠のき、駅前の色が緑に変わるのが驚きでした。
- 加瀬ふれあいの広場は加瀬水処理センターの上部を地域の広場として使う場所です。水を処理する施設の上に人の居場所があるのが不思議で、白い設備と空の青が印象に残りました。
- 古市場の多摩川緑地は広い運動公園として整備され、土手では建物の色が草の緑にほどけていきます。遠くまで見渡せるのに足元は静かで、街の端へ来たような気分になりました。
- ラゾーナ川崎プラザは専門店が10時から21時、飲食店が11時から22時まで営業し、駅と大きな広場がつながっています。白い建物に広告や服の色が流れ、人の多さそのものが景色になっていました。