LoqiRoam · 旅日記

駅前の色から、川音の銀色まで

天矢場から茂木駅、文化交流館、城山公園、道の駅を経て大瀬へ。駅前の色を町・山・水へ広げた。

天矢場駅では、国道の白線と周りの緑を見ながら出発した。小さな駅の静けさを背にして真岡鐵道沿いを進むと、茂木駅の屋根や町の看板が少しずつ視界に増え、旅が町へ入っていく感じがした。ふみの森もてぎでは歩く速さを落とし、本の気配と木の落ち着きをひと休み分だけ受け取った。そこから城山公園へ上ると、近くで見ていた道や屋根が山の緑の中に並び、色は距離で変わるのだと気づいた。道の駅もてぎでは、ゆずや農産物の色が食べものの明るさになり、町の景色が急においしそうに見えた。最後は大瀬観光やなへ足を延ばした。川面の銀色、木陰の深緑、夏の鮎の気配。駅前から始めた小さな色集めが、町と高台と川をつなぐ一日になった。

この旅の足跡

  1. 天矢場駅は国道123号に面し、茂木町と市貝町の境目に近い小さな駅。静かな緑の中に道路の白線がすっと見えて、旅の最初の色になった。
  2. 茂木駅は真岡鐵道の終点で、木立の緑から町の屋根の色へ切り替わる場所。駅前を眺めると、旅がちゃんと町に着いた感じがした。
  3. ふみの森もてぎは茂木町まちなか文化交流館で、木の落ち着きと本の気配がある。外の看板の色まで少し静かに見えた。
  4. 城山公園は標高166メートルで、茂木の街並みを一望できる高台。近くで見た屋根や道が緑の間に並び、色の見え方が急に変わった。
  5. 道の駅もてぎでは、茂木産のゆずや農産物、木の建物が目に入る。ゆず塩らーめんやおとめミルクの明るい食の色にも驚いた。
  6. 大瀬観光やなは那珂川沿いの景勝地で、夏から秋はやな漁と鮎料理の季節。川面の銀色と木陰の深緑が、駅前とは別の終着色になった。
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