LoqiRoam · 旅日記
駅前の色から、里山の青へ
西鈴蘭台の生活色から文化、再開発駅、藍那の里山、森林の緑へ移る一日。
西鈴蘭台では、旅は大きな名所ではなく、駅前の店先と広い空から始まった。暮らしの赤や黄色を眺めて歩くと、すずらんホールのように人が静かに集まる文化の場所が現れ、町の色には音のない層もあると気づいた。鈴蘭台駅前では再開発されたベルストと駅前広場の新しさを見て、電車に乗って藍那へ向かった。窓の外から建物が減り、土と草の色が増えていく変化が楽しかった。藍那駅からあいな里山公園まで歩くと、茅葺きの家や農村景観が、駅前とは別の時間を見せてくれた。最後は森林植物園の深い緑へ。出発点で拾った色は、帰るころには森の静けさまで含んだ一枚の景色になっていた。
この旅の足跡
- 西鈴蘭台駅前は、商業施設が集まるのに空が広く、買い物帰りの町らしさが残っていた。便利さの色が、思ったよりやわらかい。
- すずらんホールは鈴蘭台西町の文化施設。駅前の店先とは違う、静かに人が集まる場所の色があり、今日は何の催しがあるのか気になった。
- 鈴蘭台駅前は再開発が完了し、ベルスト鈴蘭台や駅前広場が玄関口を形づくっている。新しい建物なのに、電車の音が町を昔からつないでいる感じがした。
- 藍那駅は山田町藍那の小さな駅。ホームを降りると景色の密度が変わり、さっきまでの建物の色が遠くなって、土の茶色が目立ってきた。
- あいな里山公園は藍那駅から徒歩約20分で、伝統的な農村景観を保全する場所。茅葺きの家と淡い草花を前にすると、神戸にもこんな時間があるのかと驚く。
- 神戸市立森林植物園は北鈴蘭台駅から無料送迎バスで約10分。森の中では色が花から樹皮へ変わり、最後に見えた深い緑が今日いちばん長く残った。