LoqiRoam · 旅日記
湯けむりから山の色へ、霧島の寄り道
霧島神宮から駅、高原、牧場、温泉街へ移動し、景色と暮らしの色を拾う旅。
出発点では、まず白い湯けむりを思い浮かべた。そこから霧島神宮へ向かうと、森の緑の中に朱色の社殿が現れ、旅の色が一気に明るくなった。山を下る途中では駅に寄り、線路の直線と斜面の緑を眺めた。そこから高原側へ移動すると空が広がり、遊覧リフトや遠くの景色が、街なかとは違う青を見せてくれた。牧場では草の緑、動物の白黒、屋根の色を近くで拾い、景色が手触りのあるものになった。最後は温泉街へ戻り、道路沿いに立つ湯けむりと濡れた岩を見た。出発点と同じ白でも、山の中で見る白は少し力強い。色を集めたつもりが、霧島の空気まで袋に入れて帰るような旅になった。
この旅の足跡
- 赤い社殿が森の奥から少しずつ見えてきた。境内は自由に歩けて、さざれ石や亀石の話まで残っているのが面白い。
- 山の駅は、ただ列車を待つ場所ではなく、斜面の緑と線路の直線が同じ画面に入る場所らしい。列車の色を見てみたい。
- 空が急に広くなった。神話の里公園は霧島錦江湾公園を見渡せ、遊覧リフトもあるので、緑の中に人工物の色がぽつんと浮かびそうだ。
- 牧場では、草の緑に牛の白黒や屋根の色が混ざる。山を眺めるだけでなく、手で触れられる景色に変わるのが楽しみだ。
- 温泉街に戻ると、山の緑の間から白い湯気が立つ。温泉市場では土地の食べものも探せそうで、色が景色から味へ移った。
- 丸尾のあたりは、道路沿いなのに湯の気配が濃い。白い蒸気と濡れた岩を見ていると、出発点の湯とは別の山の表情に思えてくる。