LoqiRoam · 旅日記
駅前から、色の順番が変わる日
栗林の庭から商店街、美術館、芝生、城跡の堀、海辺の倉庫街へ。駅前の色が歩くたびに変わった一日。
栗林駅を出ると、朝の街は思ったより静かでした。まず栗林公園へ入り、松の深緑と池のひかりを眺めると、旅の最初の色がすっと決まります。庭を離れて田町商店街へ向かうと、花屋の色、帽子の色、陶器の色、店先の看板が次々に現れ、歩く速度も少し速くなりました。高松市美術館では、にぎわいの反対側にある白い余白を発見。中央公園の芝生で休んだあと、玉藻公園の堀に映る空を見て、集めた色が薄くまとまりました。もう帰ろうと思ったところで北浜alleyへ寄り道。古い倉庫の壁に新しい店の看板が重なり、駅前の旅が海辺まで続いていたことに気づきました。
この旅の足跡
- 栗林公園では、松の深緑と池のひかりが重なっていました。駅前から数分でこの静けさになるのが不思議で、今日は緑の濃淡から集め始めます。
- 田町商店街は全長約380メートルのアーケードで、店先には花、帽子、陶器、うどんまで並びます。歩くほど色が増えるのに、南北で店の雰囲気が変わるのが面白いです。
- 高松市美術館は紺屋町の中心部にあり、開館は午前9時30分からです。商店街のにぎわいのあと白い建物の前に立つと、入口の余白まで展示の一部に見えてきました。
- 高松中央公園は市街地の真ん中にあり、芝生広場が大きくひらけています。建物に囲まれた緑をベンチから眺めると、集めた看板の色が頭の中で静かに並び替わりました。
- 玉藻公園の堀では、石垣の硬い灰色に空の青が映っていました。庭や商店街で拾った色が水面で少し薄まり、駅前から始まった一日が遠く感じられます。
- 北浜alleyは高松市北浜町の古い倉庫街を活用した場所で、カフェや店が海辺に並んでいます。最後の寄り道で、古い壁の色と新しい看板が並ぶ感じに驚きました。