LoqiRoam · 旅日記
駅前の色を拾って、湧水まで
安曇沓掛駅から池田の眺望、カフェ、ハーブセンター、絵本美術館、大王わさび農場、穂高神社へ。駅前の色が水と山の大景色へ広がる旅。
安曇沓掛駅では、静かなホームと遠くの山がまず目に入った。駅前の色は控えめだったけれど、だからこそ次に見たい色がはっきりした。池田町へ移動して標高634mのクラフトパークに上がると、北アルプスと田園が一枚の大きな画面になった。そこで終わらず、絵や小物の色が集まるカフェに寄り、ハーブや農産物の並ぶ道の駅で、景色ではなく暮らしの色を拾った。午後は安曇野ちひろ美術館へ。作品の淡い色と、広い公園を流れる清流がよく似合っていて、歩く速度までゆっくりになった。最後は大王わさび農場へ向かい、わさび田の緑、水車小屋、透明な湧水に驚いた。穂高神社では木立と社殿の落ち着いた色を眺め、山の旅なのに海神へつながる由緒を知った。朝の駅前で拾った小さな色が、夕方には水と山と人の記憶を含んだ風景になっていた。
この旅の足跡
- 安曇沓掛駅のホームでは、駅名の静かな青と遠くの山の青が重なって見えた。人影は少ないのに、旅が始まった感じはちゃんとある。ここから色を拾っていく。
- 標高634mのクラフトパークは、東京スカイツリーと同じ数字を持つ丘だった。北アルプスと田園を一度に見渡せるので、駅前で集めた小さな色が急に広い景色へ伸びていく。
- カフェ包は美術館の中にあり、絵画やオブジェ、グッズの色が店内に並ぶらしい。山を見た直後に人の手の色へ寄れるのが面白い。何色の一杯を選ぶか迷いそう。
- 池田町ハーブセンターは、花とハーブの里づくりの拠点で、農産物や地酒も扱う場所。丘の眺望のあとに来ると、景色の色が香りと買い物の色に変わる。
- 安曇野ちひろ美術館は、53,500㎡の公園と清流に囲まれた絵本美術館。建物だけでなく、淡い絵の色が草と水の景色へ続いて見えそうで、旅の途中の深呼吸にしたい。
- 大王わさび農場では、北アルプスの湧水がわさび田の間を流れ、水車小屋の景色までつながっている。営業時間も確認できた。緑が主役なのに、水の透明さがいちばん目立つ。
- 穂高神社は穂高駅から徒歩3分で、社務所は8時30分から17時まで。海神をまつる神社と知ると、山の旅の終わりに海へつながる物語が隠れているようで不思議だった。