LoqiRoam · 旅日記
北野から色を拾って、川辺でほどく
北野の花と社寺から久留米の文化、庭園、水辺へ色の変化を追った一日
北野駅を出ると、最初に目に入るのは案内板や店先の少し強い色だった。そこからコスモスパーク北野へ向かい、花と親水公園の色に目を慣らす。北野天満宮では大楠の木陰に入り、明るい花の景色が深い緑へ変わるのを楽しんだ。久留米へ移動してKURUMERUでひと休みし、地元の果物を使った飲み物に町の農の色を想像する。青木繁旧居では、復元された家の静けさから一人の画家の始まりを感じ、石橋文化センターでは庭と建物の色が一気に広がった。最後は久留米水天宮へ。境内と川辺の空を眺めていると、駅前で拾った色が一日の中で少しずつ深くなっていた。
この旅の足跡
- コスモスパーク北野は、久留米市の花でもあるコスモスを楽しめる親水公園。水のそばの緑に、駅前で見た看板の色まで少し明るく見えた。
- 北野天満宮は北野町中3267にあり、参道の先に大きな楠が立つ場所。花の淡い色から急に木陰の深緑へ変わり、同じ町なのに空気が違って驚いた。
- 中央公園内のKURUMERUは、地元食材のメニューやテラス席があり、平日は10時から17時まで営業。歩いてきた体に、巨峰ソーダの紫を想像して休みたくなった。
- 青木繁旧居は荘島町431番地に復元整備されたふるさとの家で、10時から17時まで無料で見学できる。派手な展示より、家の壁が画家の出発を黙って語る感じが気になった。
- 石橋文化センターは野中町1015にあり、園内は通常9時から17時まで。庭と文化施設が一緒にあり、家の静かな色から花壇や建物の色へ視界がぱっと広がった。
- 久留米水天宮の参拝案内を確認して、筑後川に近い境内を終着にした。社殿の色と川沿いの空が並ぶと、朝から集めた色が水面でほどけそうだ。