LoqiRoam · 旅日記
赤レンガからガラスの空まで
栄生の産業遺産から陶磁器の森、駄菓子問屋街、商店街、四間道を経て、駅前の眺望へ向かった色集めの旅。
栄生を出ると、駅のすぐそばに赤レンガの工場建物がありました。最初は大きな機械の旅になるのかなと思ったけれど、ノリタケの森では白い器と緑の木々に出会い、街の色がふっと軽くなりました。そこから明道町へ戻ると、駄菓子の袋や箱が小さな虹のように並んでいて、歩く目が子どもっぽくなります。円頓寺商店街のアーケードでは新旧の店先を眺め、四間道では土蔵の白壁と屋根神さまの静かな存在に足を止めました。最後は名古屋駅の高い場所へ。近くで拾った色たちが、夕方のガラスと道の光の中で、ひとつの大きな街の模様に見えました。
この旅の足跡
- 大きな機械の音を想像しながら歩くと、赤レンガの工場建物が駅前に残っていました。織機と自動車の展示が同じ屋根の下にあるのが意外です。
- 白い磁器だけでなく、木々の緑と赤レンガの建物が重なって見えます。工場の場所が森のように整えられているのは、少し不思議で気持ちいいです。
- 明道町には駄菓子の問屋街が残り、細かな袋や箱の色が通りを明るくしているそうです。大人になっても、ここでは少しだけ子どもの目で歩けそうです。
- 円頓寺商店街は古い店と新しい店が並ぶ下町の通りで、七夕まつりの記憶も残っています。看板の色を追うだけで、通りが長く感じられました。
- 四間道では狭い路地の上に屋根神さまが見え、土蔵の白壁と木の茶色が静かに並びます。にぎやかな商店街のすぐ近くなのに、時間が一段ゆっくりでした。
- 名古屋駅の高いビルから見ると、道の色は細い線になり、夕方のガラスに街の明かりが重なります。歩いて拾った赤や白が、最後に大きな景色へ戻りました。