LoqiRoam · 旅日記
駅前の青を追いかけて
西相生駅から港、歴史、古い町並み、羅漢渓谷、感状山城跡へ進み、駅前の青を海と山の色へ広げた。
西相生駅を出たとき、駅前は思ったより静かだった。看板や線路の青を眺めていると、その先に海がある気がして、まずは相生湾へ向かった。あいおい白龍城では港の青と山の緑を見ながら、売場の明るい色や地元らしい食べ物に元気をもらった。歴史民俗資料館で矢野荘や感状山城のことを知ると、さっき見た町の輪郭が少し古く見えた。大谷川沿いの細い道では、格子戸や鉢植えのような暮らしの色を拾った。そこから山側へ移ると、羅漢渓谷の苔と石仏が静かに迎えてくれた。最後は感状山城跡へ上がり、海と町と山を一度に眺めた。出発時の小さな青が、帰るころにはたくさんの色を連れていた。
この旅の足跡
- 西相生駅は静かな住宅地の中にあり、駅前の色は控えめだった。線路の先に海の気配があり、最初に拾った青は派手さより余白の青だった。
- あいおい白龍城は海の駅でもあり、穏やかな海と緑の山を眺められる。売場は9時から17時30分で、港の青に商品棚の赤や黄が足されるのが面白い。
- 相生市立歴史民俗資料館では、矢野荘の様子や感状山城の出土品を見られる。開館は10時30分から14時30分で、港町の現在に古い土の色が重なった。
- 相生の古い町並みには、大谷川沿いの細い街路と格子戸の町家が残る。大きな名所ではないのに、色あせた壁や鉢植えから、今も続く暮らしの温度が伝わった。
- 羅漢渓谷は苔むした岩やほこらの石仏が続く山道で、釈迦如来と十六羅漢が並ぶ。港の硬い灰色から一転、深い緑と石の白さに驚いた。
- 感状山城跡は標高301メートルの尾根にあり、石垣や礎石を残しながら眺望にも恵まれる。坂道の先で、海と山と町の色が一枚にまとまって見えた。