LoqiRoam · 旅日記
春日町から、街の色をひろう
春日町から駅前、創作施設、駿府城、公園、青葉シンボルロード、櫓、商店街を歩き、街の多彩な色を集めた。
春日町を出て、まず静岡駅前の人の流れを見た。地下道へ向かう動線や広い駅前広場は、街が急いでいる色だった。そこからCCCへ寄ると、景色は作品や手仕事を眺める時間に変わった。駿府城公園では、発掘の歴史を感じる石垣と堀の水、木々の緑が空の色を少しずつ変えていた。青葉シンボルロードではベンチや木陰に人の居場所があり、静かな城跡とは別の、今の街の明るさが見えた。巽櫓の白壁と木の濃さを近くで確かめたあと、浅間通りへ進むと、看板や店先に暮らしの色が戻ってきた。駅前から始めた短い旅なのに、創作、歴史、水辺、公共空間、商いまで景色が重なり、最後には最初の駅前も一色ではなく見えた。
この旅の足跡
- 駅前の大きな空間に、人の流れと地下道へ向かう動線が重なっていた。急ぐ場所なのに立ち止まれる余白もあり、最初の街色を拾えた気がする。
- CCCでは展示やワークショップが開かれ、駅前の速い景色が手仕事の時間に変わった。建物よりも、作品を通して街の色を考えられるのが面白い。
- 駿府城公園では、発掘された石垣の歴史と市民の憩いの場が同じ景色にある。堀と木々の間を歩くと、古い色が今の街に溶けていた。
- 青葉シンボルロードは、車の道の間に人が過ごせる空間をつくっていた。ベンチや木陰があると、通り過ぎるだけの街が少し居場所に見えてくる。
- 巽櫓は白い壁と木の濃さが印象的で、L字型の珍しい平面も見どころだった。復元建築なのに、堀の風と一緒だと現在の景色として生きている。
- 浅間通り商店街では、昔ながらの看板と店先の生活感が続いていた。赤い鳥居の気配も重なり、名所というより買い物の道としての色が強く残っている。