LoqiRoam · 旅日記
駅前の緑から、渓谷の色を拾う
養老渓谷駅から案内所、二重トンネル、観音橋、中瀬遊歩道、山の駅へ。道と自然と人の色をつなぐ旅。
養老渓谷駅に着くと、木と緑の静かな色が目に入った。駅前の観光案内所で地図と営業時間を確かめ、谷を通る道の重なりが気になって向山・共栄トンネルへ向かった。暗いトンネルの出口に光を見つけたあと、観音橋の朱色が急に景色を明るくした。中瀬遊歩道では、遠くの名所より足元の岩や苔の色が面白くなった。最後は山の駅で休み、食事や買い物の気配を眺める。出発時の駅前は緑一色に見えたのに、帰るころには赤や白や茶色まで思い出せた。
この旅の足跡
- 養老渓谷駅は、木の気配と緑に包まれた小さな始発点だった。駅前が静かなぶん、これから何色に出会うのか想像がふくらむ。
- 駅前観光案内所は土日祝なら9時から17時。地図を手にすると、渓谷が一枚の景色ではなく、滝や橋や道の重なりに見えてきた。
- 向山トンネルと共栄トンネルは、上下に別の時代の道が重なる珍しい場所。暗がりから見える光が、山道に急な青白さを足していた。
- 観音橋の朱塗りの欄干が、深い緑と養老川の流れの間でよく目立つ。橋を渡るだけなのに、景色の中へ一歩入った感じがした。
- 中瀬遊歩道は養老川沿いの道で、岩や苔を近くに見ながら歩ける。通行規制の確認は必要だけれど、曲がり角ごとに緑の濃さが違って面白い。
- 山の駅 養老渓谷 喜楽里は、案内や休憩だけでなく食事や買い物もできる中継点。10時から16時、売り切れ次第終了という素朴さも旅らしい。