LoqiRoam · 旅日記
駅前の色から、へその町へ
古い町並みから日本へそ公園、水辺、美術館、道の駅へ進み、播州織と地域の味に出会った旅。
新西脇を出ると、まず古い住宅の木の色が目に入りました。播州織の町らしい路地を歩き、閉館した工房館の前では、営業中の店だけを追わず、産業の記憶が建物に残ることを感じました。そこから日本へそ公園へ向かうと、東経135度と北緯35度の交差点を示す大きなモニュメントが現れ、町歩きが一気に空の広い旅へ変わります。水車庭園では加古川と畑谷川の合流部の静かな水音に寄り道し、岡之山美術館では列車を思わせる外観に駅の記憶を重ねました。終着の道の駅では、播州織や金ゴマ、黒田庄和牛が並び、見てきた景色が布と食べ物に変わっていました。駅前の一色を探すつもりが、歩くほど色の数が増えた一日です。
この旅の足跡
- 大正7年に建てられた旧来住家住宅は、町の産業が栄えた頃の空気を今も静かに残していました。木の色を見ると、駅前の明るさが少し深く感じられます。
- 路地の先で、昔の織物工場を活用した播州織の町らしい景色を確かめました。工房館は2026年3月に閉館していたので、今回は建物の屋根と町の余韻を眺めます。
- 日本へそ公園では、東経135度と北緯35度の交差点を示すモニュメントや芝生が迎えてくれます。数字の場所なのに、空が急に広く見えるのが面白いです。
- 公園の南側には水車のある庭園があり、加古川と畑谷川の合流部で自然を感じられます。大きなモニュメントの後に水の音へ戻ると、旅がやさしくなりました。
- 岡之山美術館は、3両の列車を思わせる外観が特徴です。10時から17時まで開館し、駅と美術館の形が重なって見えるので、出発点の記憶も少し戻ってきました。
- 道の駅北はりまエコミュージアムでは、播州織、金ゴマ、新鮮野菜、黒田庄和牛などが並びます。見てきた町の色が、最後に布と食べ物へ変わって手の中に来る感じです。