LoqiRoam · 旅日記
駅前の色、湧き水から湖まで
高台、横丁、文化施設、湧水、滝、湖をつなぎ、富士宮の色を町から山へ集めた旅。
源道寺を出て最初に白尾山公園へ上がると、富士宮の屋根や道がひとつの模様に見えました。そこから町へ下り、お宮横丁で焼きそばや静岡おでんの店先を眺め、赤や黄色のにぎわいを拾います。少し歩くと富士山世界遺産センターの逆さ富士の形が現れ、町の食べものとは違う、静かな青い時間に切り替わりました。浅間大社の湧玉池では、溶岩の間から出る水と朱色の水屋神社に出会い、富士山が遠い景色ではなく水の始まりでもあると感じました。最後はバスで白糸ノ滝へ向かい、白い水の広がりと音止の滝の音に驚きます。さらに田貫湖まで進むと、湖面と空の色がゆっくり混ざり、駅前から集めた色が大きな景色の中で落ち着きました。
この旅の足跡
- 丘の上から見る富士宮は、屋根の色の向こうに富士山が立っていました。ローラーすべり台のある公園なのに、展望台では町が急に大きく見えて驚きました。
- お宮横丁は富士宮焼きそばだけでなく、静岡おでんやニジマス料理も並ぶ小さな通りです。赤や黄色の店先を見ていたら、昼前なのにお祭りみたいに感じました。
- 逆さ富士の形をした木の格子が印象的な世界遺産センター。館内を歩くほど富士山を登るように見せる展示で、建物そのものが大きな山の色になっていました。
- 湧玉池では溶岩の間から富士山の雪解け水が湧き、池のそばに朱色の水屋神社があります。にぎやかな通りのすぐ裏で、水音だけが別の季節のようでした。
- 白糸ノ滝は高さ約20メートル、幅約150メートル以上に水が広がり、隣の音止の滝は力強い音を立てます。白い水と黒い岩の対比が予想以上でした。
- 田貫湖は東西約1キロ、周囲約3.3キロの湖で、富士山を真東に望めます。湖畔を歩けば水面の青が広がり、町で集めた色が静かにほどけました。