LoqiRoam · 旅日記

赤いテントから海の白へ

駅前の赤から神社と酒蔵の茶、庭園の緑、浜辺と貝の白へ移る西宮の色旅。

駅前では、赤いテントの珈琲店に立ち寄って旅の目を起こした。そこから西宮神社へ向かうと、朱色の社殿と酒樽が迎えてくれて、駅前の赤がこの町の信仰と酒の文化につながっていく。酒ミュージアムでは木の道具や酒造りの記憶に触れ、濃い茶色を集めたあと、大谷記念美術館の庭園で緑と絵の色に気持ちを切り替えた。南へ歩くと景色は建物から浜へ変わり、御前浜では鳥や貝、海浜植物の色が主役になった。最後に貝類館で小さな白い殻の形を見比べると、駅前から始まった色集めが、町の歴史と海の自然を一周して戻ってきた気がした。

この旅の足跡

  1. 赤いテントの珈琲店で、駅前の赤を最初に拾った。焼きたてワッフルも気になるけれど、この小さな店が市役所口から二分なのがうれしい。
  2. 朱色の社殿のそばに、全国の酒樽がずらり。門の大きさにも驚いたけれど、ここで酒の町と神社の色が一つにつながるのはなぜだろう。
  3. 酒蔵を再現した展示と、桜まで扱う博物館。木の茶色は静かなのに、酒の町の記憶が急に近くなる感じがした。
  4. 庭園の緑と近代絵画の色が、酒蔵通りの濃さをふっと薄めてくれた。収蔵品が1100点を超えると知り、次は何色に出会うか楽しみになった。
  5. 浜に出ると、街の看板色より鳥や貝や海浜植物の色が先に目に入る。西宮砲台まで残っているのに、風は思ったより素朴だった。
  6. 世界の貝が約2000種5000点も並ぶ貝類館。小さな白の中に形の違いがいっぱいで、海の色は青だけじゃないと気づいた。
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