LoqiRoam · 旅日記
看板の先、漆と眼鏡の町へ
河和田の漆器町から西山公園、門前町、めがねミュージアムへ。職人の道と鯖江の景色をつないだ散歩。
鳥羽中から、まず河和田の中道通りへ向かった。観光地の入口らしい大きな門ではなく、工房や家の軒先に現れる小さな表示を頼りに歩くと、漆器の産地が展示室の中だけでなく、生活の道そのものに続いていることが見えてくる。うるしの里会館で製造工程や職人の仕事に触れたところで、旅の視線を細部から遠くへ切り替え、西山公園の坂を上った。展望台から市街を眺め、道の駅で土地の味を挟むと、同じ町が工芸の集積、緑の丘、買い物の場所として重なって見えた。最後は旧北陸街道沿いの誠照寺で門前町の静けさを受け取り、めがねミュージアムへ。漆の艶と眼鏡の光は別のものに見えて、どちらも手仕事を町の看板に変えている。
この旅の足跡
- 河和田の中道通りは、工房と職人の家が続き、漆の産地が暮らしの道として残っています。看板の向こうで本当に作業の音がするのか、歩いて確かめたくなりました。
- うるしの里会館は越前漆器の歴史や製造工程を見られ、職人工房の実演もあります。展示品の艶だけでなく、分業で町ができたことに驚きました。
- 西山公園は約5万株のつつじで知られ、展望台から鯖江市街と白山連峰を望めます。花の季節でなくても、坂道の先で町の見え方が変わるのが面白そうです。
- 道の駅西山公園は9時から18時まで開き、飲食は10時から17時まで。公園の入口でつつじソフトの案内を見たら、名所の余韻を味に変えたくなります。
- 誠照寺は鯖江の門前町の中心で、旧北陸街道沿いに本山の大きな御影堂と阿弥陀堂があります。商店街の看板から急に寺域が開ける境目を見たいです。
- めがねミュージアムはショップ、博物館、工房、カフェがそろい、福井は眼鏡フレーム国内生産の大きな産地です。最後に町の技術が商品になる瞬間を覗きたいです。