LoqiRoam · 旅日記

煉瓦からあじさいまで

鉄道の煉瓦、珈琲、祭りの山車、城跡、蚕糸場、あじさいをつないだ新庄の色歩き。

新庄駅で旅を始めると、改札の明るさのそばに、昔の機関庫の赤茶色がありました。列車の現在と明治から残る煉瓦を見比べたあと、BINOで珈琲の湯気にいったん足を止めました。そこから新庄ふるさと歴史センターへ歩き、新庄まつりの山車の大きさにびっくり。祭りの熱を抱えたまま最上公園へ出ると、城の姿はなくても堀と木々が記憶を守っていました。さらに原蚕の杜へ寄り道すると、今度は蚕糸試験場の古い建物と緑の静けさ。最後は東山公園あじさいの杜で青や紫を眺め、駅前から集めた色を自然の中へそっと返しました。

この旅の足跡

  1. 新庄駅の改札外にはNewDaysがあり、朝から夜まで開いている。旅の最初に見えたのは、列車の案内板と小さな買い物の色だった。
  2. 駅構内の旧機関庫は明治36年から残る煉瓦造り。中へは入れないけれど、赤茶色の壁を見ていると昔の列車の音を想像してしまう。
  3. 自家焙煎珈琲の店BINOは新庄駅から徒歩約13分、珈琲の香りでひと休みできる。赤い煉瓦の後に、湯気の立つ茶色が来るのが面白い。
  4. 新庄ふるさと歴史センターでは新庄まつりの山車を常設展示している。大きな祭りの色が静かな館内に止まっていて、動かないのに迫力がある。
  5. 最上公園は新庄城址で、堀や土塁、戸沢神社などが残る。建物が消えた場所に木陰と水面があり、歴史は空白ではなく緑色にも見えた。
  6. 原蚕の杜は旧蚕糸試験場の建物群を活用した場所で、開園は9時から17時。古い木造の線と緑の庭が、城跡とは違う静かな色を見せてくれる。
  7. 東山公園あじさいの杜は新庄市の花あじさいが色鮮やかに咲く場所。最後に青や紫の余韻を置くと、駅前から集めた色が自然にほどけていく。
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