LoqiRoam · 旅日記
緑から紙片まで、東山の駅前色集め
東山公園の緑から展望、大学の並木、本山の文具、星ヶ丘の食と店先へ色をつないだ旅。
東山公園駅を出たときは、駅前の看板や車の色を集めるつもりだった。ところが東山動植物園の入口をくぐると、約60ヘクタールの緑が先に目に入り、色集めの尺度が急に大きくなった。植物園の木陰を歩き、スカイタワーから町を見下ろすと、遠くの屋根や道まで一枚の絵のように重なる。そこから名古屋大学へ向かい、四条並木と豊田講堂の静かな線に気持ちを整えた。本山では昭和から続く文具店で便箋やシールを眺め、自然の色とは違う、誰かが選び誰かに渡す色を見つけた。最後は星が丘テラスで惣菜や店先の明るさを眺めた。駅前の色は、場所の色だけではなく、歩く順番で変わる気分の色でもあった。
この旅の足跡
- 東山公園駅を出ると、すぐ先に大きな緑の入口が見えた。駅前なのに空気の色が少し深く、今日はここから始めるのが正解だと思った。
- 約60ヘクタールの敷地に動物園、植物園、遊園地がまとまり、桜の回廊や温室もある。花の色を探すつもりが、木陰の濃淡に先に驚いた。
- 東山スカイタワーは21時30分まで開館し、360度の眺望とスカイラウンジがある。夕方でなくても、街の色を上から混ぜて見られそうだ。
- 名古屋大学の東西の道にはクスとケヤキの四条並木が続き、豊田講堂や古川記念館と景観をつくる。整った並木なのに、葉の重なりは毎回違いそうだ。
- 本山のあかえんぴつは昭和7年創業の文具専門店で、紙製品や雑貨を扱い、10時から20時まで営業している。紙の白だけでも種類がありそうで気になる。
- 本山駅のすぐ上にある小さな文具店で、親子三代で通う人もいるという。並んだ便箋やシールを見ていたら、駅前の色は買うものにも宿るのだと思った。
- 星が丘テラスは星ヶ丘元町にあり、物販と飲食の店が並ぶ。グランドフードホールでは惣菜やグロサリーも扱うので、最後は食べ物の色を一つ加えたい。