LoqiRoam · 旅日記

看板の赤から、分水の緑まで

牛浜駅前の商店街から基地沿いの通り、玉川上水、熊川分水、酒蔵と多摩川へ色の変化を追った旅。

牛浜駅東口では、公園と商店の並びから旅を始めました。中華食堂やスーパーのような暮らしの色を見つけたあと、横田基地沿いの通りへ進むと、看板や雑貨の雰囲気が一気に変わります。福生アメリカンハウスでは、1958年の米軍ハウスが今も町の記憶をしまっていることに気づきました。そこから玉川上水へ向かうと、にぎやかな色は木陰と水の色に変わります。熊川分水の細い流れを追い、石川酒造の白壁と大きなケヤキを眺め、最後はどうどうの滝で水が多摩川へ戻るところを見ました。駅前から始まった色集めが、最後には道と水のつながりを集める旅になっていて、歩く方向を変えるだけで町の見え方がこんなに変わるのかと楽しくなりました。

この旅の足跡

  1. 牛浜駅東口は公園として整備され、周囲には中華食堂やスーパー、日用雑貨店が並ぶそうです。小さな生活の色が駅前にぎゅっと詰まっていて、旅の始まりにぴったりでした。
  2. 国道16号沿いのベースサイドストリートは、横田基地前にアンティーク店や雑貨店、カフェなどが続く通りです。日本の道路なのに看板の色づかいが急に海外旅行みたいになって、少し驚きました。
  3. 福生アメリカンハウスは1958年築の3ベッドタイプの米軍ハウスで、当時の内装を再現した展示施設です。白い外壁と赤い扉を想像すると、通りの色の中に一軒だけ時間が止まったように見えます。
  4. 宮本橋から見える玉川上水は、江戸へ水を送った約43キロの流れの一部です。橋のそばで街の音が少し遠のき、水の暗い青と木々の緑が駅前で集めた色を静かに塗り替えました。
  5. 熊川分水は明治23年に完成した約2キロの水路で、生活用水や灌漑用水として使われてきました。住宅の脇を細く流れる水を見ていると、大きな川より近い歴史が足元に残っている気がしました。
  6. 石川酒造は文久3年創業で、登録有形文化財の建物が6棟あります。大きなケヤキの下に酒蔵とビールの店が並び、木の緑、白壁、酒樽の茶色が一つの景色になっていました。
  7. どうどうの滝は熊川分水が福生南公園の崖を流れ落ち、下の川へ合流する場所です。大きな滝を想像していたら小さな橋と水音の景色で、最後に見つけた色は多摩川へほどける緑でした。
地図と足跡で読む