LoqiRoam · 旅日記

赤い看板から川の青へ

淡路の商店街から歴史の痕跡、雪鯨橋、淀川、江口の君堂へ色の変化を追った。

JR淡路を出ると、まず淡路本町商店街へ向かった。店先の赤、青、黄色が重なり、同じ駅前でもJR側とは違う明るさがある。喫茶ピノキオでひと息つくと、次に見たのは新幹線の高架下に残る中島大水道の顕彰碑だった。にぎやかな現在から、村人が水を流した昔へ、道の色がすっと落ち着く。そこから瑞光寺の雪鯨橋へ進むと、白い橋の形が思いがけず旅の主役になった。最後は淀川河川公園で空の青を集め、江口の君堂で水運の記憶に触れた。駅前の色を探していたはずが、看板の色は川と時間の色へ広がっていった。

この旅の足跡

  1. 淡路本町商店街は阪急淡路駅の西側に広がる交通の要衝。店先の赤や青が次々現れ、JR側とは違う駅前の顔に驚いた。
  2. 淡路4-8-16の2階にある喫茶ピノキオは、月〜土の早朝から夜まで営業情報が確認できる店。商店街の上に休憩の色が隠れていた。
  3. 西淡路5丁目の新幹線高架下には中島大水道顕彰碑と新太郎松樋の石柱が残る。大きな鉄道の影に、1678年の水路の話が立っていた。
  4. 瑞光寺は瑞光2-2-2にあり、境内前の雪鯨橋は鯨の骨を使う珍しい橋。寺の静けさの中に白い曲線が現れるのが不思議だった。
  5. 淀川河川公園は水辺の自然観察、原っぱ、休憩や散歩に使われる場所。街の看板を追ってきた目が、ここで青い川面と広い空にほどける。
  6. 江口の君堂こと寂光寺は南江口3-13-23。江口の里はかつて水運の要所で、境内に入ると川の町だった記憶が急に近くなる。
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