LoqiRoam · 旅日記
白鷺から、古墳の森と抹茶色へ
白鷺駅前の公園から、いたすけ古墳、大泉緑地、大仙公園、仁徳天皇陵古墳を経て、抹茶の甘味へ。身近な街の色が歴史と自然に変わる旅。
白鷺駅を出たとき、駅前は白っぽく見えた。けれど南へ少し歩くと、白鷺公園の但馬池があり、水面と花の気配が最初の色をくれた。いたすけ古墳では、静かな木立の奥に、市民が保存を決めた昔の力が残っていることに驚いた。 そこから大泉緑地へ移ると、池と鳥の気配が増えて、旅の歩幅もゆるんだ。大仙公園では緑が歴史の景色に変わり、仁徳天皇陵古墳の周濠では、全部を見せない大きさを歩きながら想像した。最後は近くのCafe SATOで抹茶の香り。駅前で拾い始めた淡い色が、森と水と甘い緑に育っていた。
この旅の足跡
- 白鷺駅の南へ少し歩くと、白鷺公園の但馬池が現れる。野球場の声と水辺の静けさが同居していて、駅前の白に最初の緑が差し込んだ。
- いたすけ古墳は住宅地の中で木に包まれ、かつて土取り工事から市民運動で守られた場所だと知った。静かな姿なのに、背後の熱さを想像してしまう。
- 大泉緑地は大阪四大緑地の一つで、園内に三つの池がある。木陰を歩くと鳥の気配が増え、さっきまでの住宅地が遠く感じられた。
- 大仙公園の木立を抜けると、古墳群の緑がただの森ではなく配置された景色に見えてくる。広い空の下で、街の中に残る時間の厚みに驚いた。
- 仁徳天皇陵古墳の周囲は一周約2.8キロの道になる。水と樹木が続いて全体を一度に見せないので、見えない大きさを歩いて想像する場所だった。
- Cafe SATOは仁徳天皇陵古墳の近くの喫茶店で、抹茶の香りがするシフォンもある。最後に緑を眺めるだけでなく、甘い味として集められたのがうれしい。