LoqiRoam · 旅日記
東山から、街の色を拾う
東山駅前の商店街から白川、寺院、美術館、平安神宮、疏水へ、街の色の変化を歩いて集める旅。
東山駅前では、いきなり有名な景色へ行かず、古川町商店街のアーケードから歩き始めました。手づくり品や店先の小さな色を見ていると、旅は看板の大きさではなく、目に留まる順番でできるのだと思いました。白川の一本橋では道が急に細くなり、水と柳の静けさに足が止まりました。そこから青蓮院の緑へ進み、街の音を少し遠ざけます。岡崎では美術館の建物と展示の現代的な色に出会い、平安神宮の朱色で視界がぱっと開きました。最後は琵琶湖疏水の水面を眺め、駅前で拾った色が、赤や緑だけでなく、店の明るさ、古い庭の影、空の薄い色まで含んでいたことに気づきました。
この旅の足跡
- 東山駅すぐの古川町商店街は、アーケードの下に手づくり品や店主の気配が並ぶ場所。駅前なのに時間がゆっくりで、最初の色を拾えそうです。
- 白川沿いの一本橋は、柳のそばに細く架かる別名・行者橋。渡れるのかなと少し驚く細さで、街の中に水の静けさが突然現れます。
- 青蓮院門跡は東山駅から徒歩約5分で、門跡寺院の格式と庭の緑が近い場所。受付時間も確認できたので、明るい街から静かな青へ進みます。
- 京都市京セラ美術館は東山駅から徒歩約8分。近代日本画から現代アートまで扱い、新館のガラスや建物の線が街の色を急に現代へ変えます。
- 平安神宮は朱色の大鳥居が目を引き、神苑は明治期に作庭された広い庭。街中なのに入口から視界が大きく開き、赤と緑の差に驚きます。
- 岡崎の琵琶湖疏水は記念館前から続く水路の景色。水面、橋、並木が静かに並び、歩いてきた街の色を空と水に薄めて終われそうです。