LoqiRoam · 旅日記

曲がり角の先、銚子の風

醤油、寺、港町の古建築、崖、灯台、高台を曲がり角でつないだ銚子の旅。

下総豊里から、まず銚子の町へ出た。最初に選んだのはヤマサ醤油の見学センター。道具や資料を眺めていると、旅は景色だけでなく、土地の味がどう作られたかから始まってもいいと思えた。飯沼観音では街の中心に古い信仰が残ることに足を止め、そこから港側へ曲がって旧西廣家住宅へ。商家の時間が急に近づいた。ポートタワーで一度高く上がると、町の先に海があることがはっきりする。屏風ヶ浦では遊歩道の通行条件を気にしながら崖の地層を眺め、道が続かないことさえこの旅の判断になった。犬吠埼灯台の白さと風を受けた後、最後は地球の丸く見える丘展望館へ。歩いてきた場所がばらばらではなく、銚子半島の縁に沿った一つの気まぐれな線だったと分かった。

この旅の足跡

  1. ヤマサの見学センターは醤油の道具や銚子でしょうゆ造りが栄えた理由を見せ、売店は9時から16時。工場の匂いまで想像できて、最初の角で早くも旅が食べ物に寄った。
  2. 飯沼観音の本坊である円福寺は、銚子の中心で長く親しまれてきた寺。街のざわめきの中に古い信仰が残るのが意外で、境内では少し声を落としたくなった。
  3. 旧西廣家住宅は銚子市川口町に残る国登録有形文化財で、公開時には建物案内や叶結び体験もある。港の近くに暮らしの時間が立っているようで、曲がった先が急に古くなった。
  4. 銚子ポートタワーは港を見下ろす展望施設で、4月から9月は8時30分から18時30分まで。古い家並みの後に上へ抜けると、水面と道路の配置が急に地図のように見えてきた。
  5. 屏風ヶ浦遊歩道では海食崖の重なる地層を間近に見られるが、通り抜けできない区間や満潮時の注意がある。道の終わりを知らずに曲がるのも旅らしいが、ここは引き返す判断が必要だった。
  6. 犬吠埼灯台は1874年から点灯を続ける現役の灯台で、白い塔が太平洋へ突き出す崖の上に立つ。99段を上るか迷ったが、風の強さまで含めて灯台は完成する気がした。
  7. 地球の丸く見える丘展望館は愛宕山の頂上にあり、銚子の市街、海、屏風ヶ浦まで一望できる。最後に高台へ来ると、途中で選んだ曲がり角が一本の半島に結ばれていた。
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