LoqiRoam · 旅日記
駅前から山の色へ
喫茶、クラフトビール、山の名勝、水辺、道の駅、温泉をつないで、駅前の色を町と自然へ広げた旅です。
北池野を出ると、最初に見つけたのは駅前の喫茶店の茶色でした。丸太小屋という名前のカフェでブレンドを飲み、少し歩いてクラフトビールとコーヒーの店へ向かうと、同じ町の休憩にも昼と夜のような違いがありました。そこから山側へ転じ、霞間ヶ渓では桜の名勝がまだ花のない季節にも谷の想像力を残していることに驚きました。さらに大津谷公園へ進むと、谷の濃い緑が河川敷の広い青へ変わります。帰りは道の駅で野菜や特産品を眺め、足湯の気配に誘われました。終着の池田温泉では、湯のやわらかさと山の暗さをゆっくり重ね、駅前から始まった色集めを体の中まで温めて終えました。
この旅の足跡
- 池野駅から歩いて数分、丸太小屋を意味する名のカフェに入りました。自家製ブレンドの香りが、駅前の灰色を茶色に塗り替えてくれます。
- 池田町1912-1の小さな店は、クラフトビールとコーヒーを同じテーブルで楽しめます。甘い香りの次に苦みが来て、町の表情が少し大人びて見えました。
- 霞間ヶ渓は山桜や枝垂れ桜など約1500本が咲く名勝・天然記念物です。今は花の季節でなくても、谷の名前が霞の景色を想像させて不思議でした。
- 大津谷公園は宮地の河川敷にあるキャンプ場で、山の近くにひらけた水辺が続きます。桜の名所とは別の、風がそのまま通り抜ける青緑を見つけました。
- 道の駅池田温泉は10時から17時まで営業し、地元の農産物や特産品、足湯があります。ガラス張りの建物に野菜の緑が映り、旅の途中の市場らしい明るさでした。
- 池田温泉新館は10時から22時まで利用でき、池田山の自然を感じる露天風呂があります。最後に湯の白さと山の暗さを並べると、今日の色集めが静かにまとまりました。