LoqiRoam · 旅日記

駅前の二色から、川の青まで

駅前の交通色から図書館、地域の食と市、茶室の庭を経て、江合川の青へ歩いた。

古川駅では、新幹線の案内と陸羽東線の表示が同じ入口に並んでいて、最初から町の色が二つあるように見えた。駅前大通を歩いて図書館へ行くと、にぎやかな看板の色が本の背表紙の静かな色に変わった。七日町では枝カフェの大豆ソフトを思い浮かべながら、八百屋市が昔から続き、今は道の駅おおさきで開かれていることに驚いた。市役所周辺の人の気配を抜けると、祥雲閣の庭で緑が急に深くなった。最後は江合川河川公園へ。芝生と川の青を眺めると、駅前で集めた色が町の外へほどけていくようだった。短い距離でも、交通、暮らし、歴史、休憩、自然の順に景色が変わり、古川の地図が少し立体的になった。

この旅の足跡

  1. 古川駅は東北新幹線と陸羽東線が交わる駅。新幹線の青い案内と在来線の素朴な表示が同じ視界にあり、旅の入口の色が二重に見えた。
  2. 大崎市図書館は古川駅前大通4-2-1にあり、駅から少し離れると本の色と大きな窓の静けさに出会える。町の記憶が棚に収まっているようで不思議だった。
  3. 枝カフェは大崎市役所内で10時から17時まで営業し、大崎市産プレミアム大豆のソイソフトも扱う。白い甘さを想像すると、市役所が少し親しげに見えた。
  4. 古川八百屋市は戦国時代までさかのぼる市で、現在は道の駅おおさきで開催されている。昔の市が場所を変えて続くと知り、野菜の色まで歴史に見えてきた。
  5. 祥雲閣には格式ある茶室の龍華庵と日本庭園があり、古川北町五丁目に位置する。街なかで急に庭の緑が濃くなる感じがして、色の速度が落ちた。
  6. 古川江合川河川公園は江合川沿いの公園で、白鳥広場もある。川の青と広い芝生が駅前とは別の古川を見せてくれたが、野生動物への注意も必要だと知った。
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