LoqiRoam · 旅日記

門前町から眼鏡の町へ

本山誠照寺、まなべの館、西山公園、道の駅、めがねミュージアムを巡り、歴史・景観・産業の三つの発見を集めた。

西鯖江を出てすぐ、駅前だけでは測れない町の奥行きに気づいた。本山誠照寺の門前には長い信仰の時間があり、まなべの館では歴史や産業が一つの展示に閉じず広がっていた。そこから西山公園へ出ると、つつじの名所と動物園を抱えた山が、思いがけず市街地のすぐそばに現れる。道の駅でつつじソフトを味わうと、景色が甘い記憶に変わった。最後にめがねミュージアムで、鯖江の現在を支える眼鏡の数々と体験工房を眺める。今日の三つは、門前町の時間、公園の眺め、手仕事の技術。どれも大声ではなく、歩くうちに輪郭を持ってきた。

この旅の足跡

  1. 門前に立つ本山誠照寺は、800年以上続く真宗の本山で、鯖江の町に寺院の時間が深く重なっている。大きな境内を前にすると、最初の発見は「町の中心は駅だけではない」ということだった。
  2. まなべの館は、鯖江の歴史・芸術・民俗・産業・自然科学を扱う文化施設で、開館時間は9時から17時。展示を見ていると、町の紹介が一つの名物だけで終わらないことに気づいた。
  3. 西山公園は約56ヘクタールの自然豊かな歴史公園で、約5万株のつつじや西山動物園がある。花の季節でなくても、山の斜面と町の近さが同時に見えるのが意外だった。
  4. 道の駅西山公園では、鯖江らしい休憩としてつつじソフトが紹介されている。花を眺めた直後に花の香りを味わえるのが楽しく、名所は見るだけでなく舌にも残るのだと思った。
  5. めがねミュージアムには、福井・鯖江製のハウスブランド眼鏡が3000種以上並び、博物館や体験工房もある。完成品の華やかさの裏に、長い工程と手の技術が見えた。
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